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WindowsにおけるC++へのPHP組み込み環境の構築

前回の記事 では、C/C++コードへのPerlとRubyの組み込みを扱った。 DICE への組み込みの評価を兼ねていて、当時はPerlを使うことになった。一方で、DICEのWebサーバとしての側面をもっと強調せねばという課題が最近わりと念頭にあり、Webサーバを名乗るからには現在のWeb向けスクリプト言語No1としてのPHPをサポートしていないというのはいかにも心苦しい。PHPはApacheと関連付けて語られることも多い以上、Apacheの代替を目指しているわけではないDICEでサポートする意味も薄いと判断し敬遠してきたという経緯もあったものの、あまりにもPHPの勢いがありすぎるので仕方なくサポートに向けて舵を切ったというわけだ。特に海外では、VBulletinやWordPressといった代表的Webアプリケーションが利用できてようやくそれなりのWebサーバとしてユーザの検討の俎上に載せられることもあるだろう。

Denial Ain't Just a River in Egypt

久々にDICEの新バージョンをリリースすることが出来た。今回は互換性を破る変更もあったので、インクリメンタルに新バージョンをリリースするという以前の目標はひとまず措いて、必要な部品が全て入るまで待たざるを得なかった。ついでというわけではないが、自分のハンドルもKLからRyuKに変更した。KLでは短すぎるというのが主な理由だが、元のサイト名(KLassphere)をとある理由で変更したかったという動機が先に存在したかもしれない。そちらはryukwareへ変わっている。サイトのデザインもDICEのWeb UIで採用しているテンプレートを再利用して改装した。Webサイト自体も去年秋から新アドレスへ移転している。

SSL Server with OpenSSL Memory BIO a.k.a. Prerequisite to AsynchronousOpenSSL

In the last article of mine about SSL-related programming , the API to handle SSL transaction for the DICE was the SSPI (Security Support Provider Interface) that is one of the standard API sets provided by Microsoft Windows. Though I outlined why I chose SSPI over OpenSSL in the article, recently I replaced SSPI with OpenSSL in the latest version of the DICE that was released with HTTPS implemented. The rationale behind the switch of the SSL engine was not so straightforward. For me, the main concern about OpenSSL had been its putative close relationship with the BSD socket architecture that is not compatible with asynchronous sockets and I/O completion ports. Another concern was about OpenSSL's vulnerabilities against security breaches. OpenSSL has been an active target by crackers and one of the most scrutinized library. Not that Microsoft's implementation is any better, but as far as I know OpenSSL gets many security advisories about ...

C++ Asynchronous Delegate for Microsoft Windows

Microsoft Windows 2000 and later have a very useful system function to make an asynchronous function call: QueueUserWorkItem . With this function and its thread pool that is aware of what Windows is actually doing at a given time, Windows takes care of all asynchronous function call complicatedness for you in the simplest form. This high-level function is a god-send for lazy programmers who would concentrate on what an application can do in a reasonable performance range rather than bothering about how it does things with the smallest performance hit. But people can never be lazy enough, setting it up with context information each time will soon become a boring task especially when you want to asynchronously call a member function of a C++ object. But it's not possible to make it completelly dynamic, either. You have to manually write a wrapper function, since QueueUserWorkItem is a mere C function that knows jack about C++. This article introduces a minimalisti...

はてなWebサービスAPIを用いたPerl/Ruby Webアプリケーション2題

Webサービスというものが新しい技術として流行ったのは2001年頃だった。そこで語られていたビジョンというのは、WSDLで定義したWebサービスAPIをUDDIに登録し、それらがSOAPで通信しながらWeb上に広がるアプリケーションを構成するというようなものである。MS Windows的に言うと、レジストリに登録されたCOMコンポーネントのインターフェイス発見/呼び出しメカニズムのインターネット版ということにな る。ただし、Windowsの場合は、DCOMやCOM+といった、Windowsシステム同士のネットワークやWindowsシステム内部を一貫した分散オブジェクトRPCの文脈でとらえる仕組みを経て、一度レガシーを整理し、.NETに至る。このシステムをビルディングブロックとして利用することが宣伝されたHailstormというマイクロソフト提供のプラットフォームは、個人向けWebサービスをUDDI経由で提供するという触れ込みだった。その後Hailstormは、シングルサインオン認証をめぐる覇権争いに巻き込まれた挙げ句、開放された世界での商業的キーワードとしては消滅してしまった。他方、同時期にローンチして以来、コントロールされた閉鎖環境で運営されてきているシングルサインオンの理想型が、有料サービスXbox Liveとして存続している。

Minuano

2006年は更新1回などと前回書きながらまたこのページを更新する。今回はつまらない作業のメモ。 Mongrel というRubyのモジュールがあって、これはWebサーバの機能を持っている。似たようなモジュールとして WEBrick というのがあるけれども Mongrel の方が新しくまたパフォーマンスも高いらしいというので昨日拾って中身を見てみるとmongrel(雑種)という名前に何か関係があるのかHTTPパーザの部分だけC拡張として実装してある。ソケット周りの部分をもCにしない理由は不明だが、大量のデータを処理するホットスポットをCにするという方針自体は正しい。

Shonuff

去年は1回しかこのサイトを更新できなかったと述べているうちにすでに2006年も末で今年もこのDICE v0.86リリースに合わせての年1回の更新となる。書きためていた文章もいくつかアップロードした。サイトの全体的な改装なども行いたいけれどなかなか難しい。リンク切れの修正程度が精一杯だ。 Webサイトを公開し始めて7年、このサーバに移ってきてから4年経つ。DICEも4年が経ち、かなり大規模なアプリケーションになった。4種類のサーバが1つになっている上にGUIクライアントやWebアプリケーションのスクリプトなどが入って、一人でメインテナンスするには正直言ってかなり厳しいサイズになっている。ドキュメント類の更新だけでも一仕事だ。アプリケーションのライセンスであるとか、ソフトウェアにまつわる形式的な物事に対して自分で決定し細部まで凝るのが以前は楽しみだった。 プログラミングそのものについても一貫していて、DICEのデザインについてみると、自分がかつて書いた 2本の記録 を読み返してみても構築的な欲求や形式へのこだわりを強く感じる。ネットワークセキュリティにも強い興味があり、DICEの設計も偏執狂的にセキュリティを追及していた。IRCサーバというのは、他の種類のサーバに比べ、一つの独立した世界を創造するという側面が非常に強い。OSからハードウェアの抽象化という機能を抜いたような物だと考えれば案外近いかも知れない。セキュリティは、作り出した世界を確固としたものとするためには必須要件である。 また、DICEを作り始めた2001年頃には、デザインパターンやeXtreme Programming、RUP、アスペクト指向などの、ポストOOとでもいうべきソフトウェア工学のトレンドが旺盛に議論されていて、その頃は私もその関係の本やドキュメントを一生懸命追いかけていた。当時の自分のスタンスはどちらかというと保守的なもので、eXtreme Programmingのような教えは米国のソフトウェアコンサルタントの新しい飯の種にすぎない、自己啓発セミナーのようで胡散臭い、といった見方だった。また、色々なプログラミング言語を勉強したり、積極的に新しいプログラミングのトレンドを追いかけたりもした。C++のテンプレートなどもその一つで、自分の 3年前の文章 を見...